正宗は、偽物が多いとされてますが、有名な本阿弥家十三代光忠による鑑定した証として本阿弥花押があります。
ただ、こちらの鑑定が本物という確信は当方には分かりかねます。

本阿弥家は、刀剣の鑑定と研磨を業とした家。

とはいえ、刀身は見事なものです。

刃長が、80.5cmと、超長寸の【正宗】です。
これだけの刃長の正宗は、なかなか無いと思います。
奉納刀だったかも知れません。
花押は、本阿弥家十三代光忠（忠陳）です。
刃切・しなえ・ふくれ・傷はありません。
曲り・刃こぼれも無いです。
最上研磨を施したばかりの、とても美しい状態です。
長寸の為、研磨代だけでも、50万円近くかかっているそうです。
ハバキは、波に樋が入り、三ツ棟になり、とても良い物です。
白鞘も良い物です。
地鉄は、板目肌が詰んで、美しく、地沸・地景・乱れ映りが入っています。
刃紋は、明るく冴えた乱刃で、刃中に、金線・銀線等の働きが良く入っています。
帽子も金線が入り、しっかり入っています。
棟は三ツ棟で、茎子も相州伝茎子です。
登録取り立ての、うぶ出し品で、折紙等はありませんが、
現状で、ご理解いただけます方、ご落札下さい。
出来の良い、超長寸の【正宗】です。
よろしくお願い致します。

【登録証】 福岡 107170
【種別】 刀
【長さ】 八〇・五 cm
【反り】 一・六 cm
【目くぎ穴】 一個
【銘文】（表） （金粉銘）本阿弥花押
【銘文】（裏） （金粉銘） 正宗
令和参年参月拾六日交付

【元幅】 29.8 mm
【元重】 7.3 mm
【先幅】 18.7 mm
【先重】 4.2 mm
【等身重量】 837 g

【商品について】
・出品しています日本刀は都道府県の教育委員会に登録されており、美術品として認定されておりますので所持に関しての問題はございません。
・実物に近いようたくさん撮影していますが、デジカメ、照明器具の影響で多少実物とは異なってくる可能性があるかもしれませんのでご了承下さい。
・画像に専門書を載せることがありますが、商品には含まれません。
・刀身の真偽については、現在の鑑定書、認定書がないものは銘の保証はできません。

【注意事項】

経年経過によるスレや汚れがある場合がございます。画像をよくご確認ください。
古物の出品の為、すべて漏らさず情報を掲載することは困難ですのでよって画像や説明文以外にも汚れスレなどがあることを前提に入札してください。

・落札購入後、銃砲刀剣類所持等取締法 第14条に基づき20日以内に登録証を発行した都道府県の教育委員会あてに所有者変更の届け出を行ってください。