インドネシア・ランプン州の伝統衣装タピス&ウスス刺繍クバヤ 工場

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インドネシア・ランプン州の伝統衣装タピス&ウスス刺繍クバヤのセット南スマトラのランプン州には、インドネシアでもここだけという独特の刺繍文化があります。地元では「Sulaman Usus(腸刺繍)」と呼んでいます。別名「Usus Ayam(鶏の腸)」とも言われています。というのも、その形状が、確かにニワトリの腸に似ているのです。ちょっと不気味な命名ですが、刺繍そのものは、見事としか言いようのない、大変豪華で、それでいてとても都会的な感じがします。製作方法がとても変わっています。まずサテン地を幅2cmのヒモ状に切り、中に針金を入れて真っ直ぐに縫っていき、縫い終わったらサテン地をひっくり返すために、針金で端を引き抜きます。そして縫い目が見えないようにアイロンで伸ばすと、05cm幅ぐらいの細いヒモが完成します。このヒモを、あらかじめ作っておいた、丸や花などの幾何学模様が描かれた板の上に、模様に沿ってしつけ縫いしていきます。その後、ヒモとヒモとの間を職人さんが一針一針、絹糸を用いてクロス縫いでつなぎ一枚の布を完成させます。以前には、クッションカバーや扇子、枕カバー、ベッドカバーなどに、この刺繍技術が応用されていましたが、ようやく衣類にも使用されるようになってきました。画像のセットは、キャミソール、ウスス刺繍クバヤ(上衣)、スレンダン(肩掛け)、そしてサルン(腰巻風スカート)から構成されています。キャミソールとクバヤは日本で言えば7号に相当しますが、クバヤはきつめですが9号の方でも着用できます。サイズは以下の通りです。化繊地のキャミソールは、上端の幅が約38cm、胴部の横幅が約37cm、肩ヒモからの着丈が約36cm、肩ヒモの長さは約36cm。ファスナー開閉。ウスス刺繍クバヤは、着丈が約80cm、肩幅が約35cm、袖丈が約50cm、袖口が約10cm。生地は化繊ですが、透かし刺繍部分の糸は絹糸を用いています。一方、タピス(Tapis)と呼ばれる金糸をふんだんに用いたサルンは化繊地で、丈が約108cm、横幅が約77cm、重さはおよそ1kg。スレンダンは長さが約163cm、横幅が約23.5cmで重さはおよそ350グラム。クバヤは、とっても丁寧に作られた最高級レベルのもので、州伝統工芸品評議会Dekranasda)が推薦してくれた逸品です。クバヤとサルンは別々に着用しても大丈夫です。例えばクバヤの場合、下にタイトなロングスカートやストレートのパンツを組み合わせると素敵です。ネックラインがとても綺麗に見えるデザインで、体のラインに沿ってフィットする形になっています。送料は当方で負担いたします。 インドネシア文化宮は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。インドネシア文化宮ブログサイト:http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/

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